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デンシノオト

音楽の印象。

Second Woman『S/W』(Spectrum Spools/2017)

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 待望のSecond Womanのセカンド・アルバムがリリースされた。本作もファーストアルバム『Second Woman』を拡張したかのごときTelefon Tel AvivのJoshua EustisとBelongのTurk Dietrichによるポスト・テクノ(ロジカル)・ミュージックである。まさにMark Fell/SND系譜ともいえるグリッチ・テクノで、ビートの反復は崩れ、反復と非反復の境界線で疾走し、溶け合い、まるで「ビート・ドローン」とでもいうべき新たな音響を生成しているようにも聴こえた。そして『S/W』というアルバム名からはロラン・バルトの著作『S/Z』を思い出したりも。するとユニット名の「Second Woman」もまた意味深な(ミステリアリアスな)意味合いを帯びてくるから不思議だ。